「TOKIO」山口が受験生のパパ…日テレ系「受験の神様」
(スポーツ報知)
人気グループ「TOKIO」の山口達也(35)が、7月スタートの日テレ系「受験の神様」(土曜・後9時)で、連続ドラマ単独初主演することが14日、分かった。中学受験を題材にしたもので、山口の役どころは父子家庭の中で、息子を合格させるためにあらゆる努力をするというもの。受験を柱に、親子愛、友情など普遍的なテーマで描かれ、年明けの中学受験シーズンを前に大きな話題を集めそうだ。
中学受験に、ファイト一発! 1995年のTBS系ドラマ「夏!デパート物語」で西田ひかる(34)とダブル主演した山口が、今回初の単独での大役で、受験戦争に挑む。
山口演じる大山勇は仕事に熱中するあまり、妻に愛想を尽かされた商社マン。5年前に離婚して以来、息子・広と2人暮らしで職場に家庭に奮闘する中、小学6年になった広から突然、私立中への進学希望を打ち明けられる。体育会系の人生を歩んできた勇は、未知の受験対策に戸惑うばかり。「受験の神様」と呼ばれる中学生の天才少女に家庭教師を頼むが…。
独身の山口が、父子家庭で受験生を抱える父親役。実生活とは裏腹だが、西憲彦プロデューサーは起用に関し「山口君の持っている温かなキャラクターが主人公にぴったり。企画段階から彼をイメージして作っていた」と説明。山口も「自分が結婚していれば、このぐらいの年の子供がいておかしくないし、友達の子供と触れ合う機会もあるので、抵抗も違和感もない」と、パパの自覚は十分だ。
今や都心部の小学校では、クラスの半数以上が目指すほど中学受験はヒートアップ。過去に高校受験を経験した山口は「試験前にダッシュで勉強した。当日の朝も新聞配達をしてから向かい、受けた2校とも合格した」と苦笑い。受験ブームとは無縁で「自分としては小学6年で受験は必要ないと思っている。でも、ドラマが終わるころ、どういう考えになっているか…」と頭をめぐらせる。
「決して受験がいいのだと伝える作品でもない。いろいろなタイプの家族がある中で、この父と子がどう成長していくかを見てほしい」。この夏、本番に向け汗を流す受験生、そして親たちへ、山口の熱いメッセージが届く。
留言列表